水ぼうそう（水痘）

水ぼうそうは、水痘帯状疱疹ウイルス（VZV）に初めて感染したときに引き起こされる疾患で、特に子供に多い病気です。

水ぼうそうの症状

水痘帯状疱疹ウイルスは、2週間ほどの潜伏期間の後、頭痛・発熱・倦怠感などを引き起こします。その後顔面を含む全身に痒みを伴う赤いぶつぶつや水疱、かさぶたが多発してきます。（口の中などの粘膜に出ることもあります）

一度感染すると水痘にかかることはありませんが、帯状疱疹として発症することがあります。

水ぼうそうの治療

中等症以上の症状の場合は抗ウイルス剤の内服治療を行います。

飛沫感染だけでなく空気感染をする感染力の強いウイルスであるため、水痘の診断がついた場合は医師により治癒が判定できるまで登園通学はできませんので、登園登校開始時期については必ず医師に確認を行うようにしましょう。