アートメイクとは、専用の針と色素を使用して皮ふの真皮層の浅い位置に色素を定着させる技法です。針で皮膚に傷をつける医療行為のため、医師、看護師のみが施術する事が出来ます。刺青と違い、表皮浅層に対して色を入れるため数年で色が薄くなっていきます。
眉毛
皮膚からごく浅い箇所にご希望の色を描き入れていきます。眉毛の流れに沿って1本ずつ丁寧に描き入れていくため、眉毛が1本ずつ生えているようなナチュラルな仕上がりになります。
施術時間は約2時間です。
- パウダー(グラデーション):眉頭から眉尻まで、ふんわりとグラデーションをつけながら仕上げます。素顔でも濃すぎずに自然と馴染みます。
- 毛並み(マイクロブレーディング):眉毛を1本1本描いて毛流れを表現し、毛が生えているように見せる施術方法です。
- パウダー&毛並み(4D/6D):パウダーと毛並みの良いところを組み合わせて行う施術です。眉毛に立体感を出し、自然に整えることができます。
リップ
唇の色のついた部分に針で色素を入れる施術です。唇の色味を鮮やかすることで、顔全体が明るく若々しい印象になり、重ねるリップカラーの発色も良くなります。
施術時間は約2時間です。
- ナチュラル:唇全体に色素を注入します。唇の色素が薄い方や、すっぴんでも血色の良い健康的な唇に近づけたい方におすすめです。
- グラデーション:唇の外側から内側にかけて色が徐々に薄くなるようグラデーションで色を入れるデザインです。唇に立体感を出したい方やボリュームが欲しい方におすすめです。
- オーバーリップ:元の唇のラインから少しはみ出るようなデザインです。
アイライン
まつ毛の生え際に色素を入れ、パッチリとした目元に近づける施術です。
施術時間は約1時間です。
- ナチュラル:まつ毛の生え際に、まつ毛の間を埋めていくように描いていきます。自然に目元を強調したい方におすすめで、ご自身でメイクを足すこともできます。
- 跳ね上げ:目尻を少し跳ね上げたデザインです。ナチュラルラインに比べ、メイク感のあるはっきりとした目元に仕上がります。
ほくろ
希望の部位に好きなサイズのほくろを作ることが可能です。ほくろを入れる位置・濃さ・形などを、お顔のバランスやご希望を考慮しながら、慎重にデザイン・施術します。
注意事項
以下の方は施術を受けられません
・心臓病
・重度の糖尿病
・重度の金属アレルギー
・局所麻酔薬アレルギー
・免疫抑制状態
・妊娠中の方
・ケロイド体質
・全身性の感染症
・施術部の皮膚疾患
よくあるご質問
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1回の施術で完成しますか?
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アートメイクの色素の定着には個人差があり、1回の施術後の仕上がりが異なるため、仕上がりまでに2~3回の施術を1セットとして行っています。1回目の施術後に定着の具合をみながら、2回目・3回目でより良い仕上がりを目指します。
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施術当日に入浴できますか?
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施術部位はシャワーおよび洗髪を避けていただきます。(施術24時間後から可能です)
長時間の入浴、サウナ、プール、激しい運動など汗をかく行為は、感染予防と色落ち防止のため、施術後1週間避けてください。
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どのくらい持続しますか??
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通常半年~2年かけて徐々に薄くなっていきます。薄くなってきた時点でリタッチをしていただくと綺麗な状態が保てます。
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アートメイクをするとMRIが受けられなくなるんですか?
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色素の酸化鉄の含有量はほんの微量であり、検査に支障をきたす可能性は極めて低いと考えております。
ただし、MRI検査を受ける際は、刺青・タトゥー・アートメイクの有無を聞かれますので、必ず医療機関へ報告、指示に従ってください。
施術の流れ
STEP 02
受付
ご来院されましたら、お名前をスタッフに伝えてください。
STEP 04
カウンセリング
医師によるカウンセリングを行います。ご希望のデザイン等お気軽にご相談ください。
STEP 05
施術
施術箇所に麻酔クリームを塗布した後に施術します。
STEP 06
終了
施術の終了後に、施術部位のアフターケアについてご説明します。
当日は、メイク・入浴はお控えください。
STEP 07
精算
現金でのお支払いの他にクレジットカードでのお支払いも受け付けております。(1万円以上にのみご利用いただけます。)
STEP 08
ご次回のご予約
定期的な治療をすすめるため、次回のご予約を取られることをおすすめいたします。
リスク・副作用・承認について
- 承認:アートメイク施術で使用される色素や針等は医薬品医療機器等法上、未承認医療機器・医薬品です。
- 入手経路:治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。 未承認医療機器についての情報「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご覧ください。
- 国内の承認医薬品等の有無:同一の性能を有する他の国内承認医薬機器・医薬品はございません。
- 諸外国における安全性等に関する情報:アートメイクは諸外国においては医療行為ではないため、他の医療行為ほど研究が進んでおりません。色素等に関する重大な副作用が起きる可能性があります。
- リスク・副作用:左右差、赤み、腫れ、痛み、熱感など。稀に色素・麻酔等のアレルギー、眼障害、皮膚障害等があります。また、過去にMRI検査における軽度の皮膚熱傷の報告があります。
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