化膿性爪囲炎(かのうせいそういえん)とは、手足の爪の周りや指先に炎症を起こし腫れや膿だまりができる細菌感染症です。瘭疽(ひょうそ)、爪囲炎、爪周囲炎とも呼ばれます。
化膿性爪囲炎の原因
ささくれや小さな傷や巻き爪、・赤ちゃんの指しゃぶりでふやけた皮膚などから細菌が感染することで発生します。
化膿性爪囲炎の症状
最初は赤く腫れて押すと少し痛い程度ですが、放置すると腫れ痛みが強くなり、ズキズキと痛み腫れの中心部に膿がたまってきます。爪の際に黄色い膿の水ぶくれができることが多いです。
化膿性爪囲炎の治療
細菌の感染に対して、抗生剤の内服を行います。痛みが強い場合には鎮痛剤の内服を併用します。黄色い膿の袋ができている場合は、膿疱(膿を出す処置)を行います。抗生剤の内服を開始することで後から膿がたまってくる場合もありますので、その場合は早めに再診してください。
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